コンパクトレイアウトを使用したレコードの強調表示のカスタマイズ
コンパクトレイアウトの概要
コンパクトレイアウトでは、レコード上部の強調表示パネルでユーザーに表示する項目を制御できます。また、レコードの詳細のリンクや、活動タイムラインで活動を展開したときの詳細セクションのリンクにマウスポインターを置いたときに表示される拡張ルックアップカードの表示項目を制御できます。
コンパクトレイアウトを使用してチームのユーザーが重要なレコード情報を確認できるようにすれば、ユーザーは作業を簡単に管理できるようになり、チームの生産性が向上します。たとえば、取引先には電話番号と地域を表示します。または、商談にフェーズ、金額、および会社形態項目を表示します。コンパクトレイアウトでは、ユーザーがレコードを表示したときに、一目で把握する必要がある情報を強調表示できます。
ページレイアウトと同様に、各オブジェクトには個別のコンパクトレイアウトがあります。商談レコードページの例を次に示します。オブジェクトのコンパクトレイアウトに割り当てた最初のいくつかの項目がそのオブジェクトのレコード強調表示パネルに表示されます。また、レコードの詳細のリンクにマウスポインターを置いたときに表示される拡張ルックアップカードにも表示されます。1 番目に配置した項目が最上位に太字で表示されます。
この場合、強調表示パネルには商談コンパクトレイアウトの項目が反映されており、拡張ルックアップカードには取引先コンパクトレイアウトの項目が反映されています。
例
取引先オブジェクトのコンパクトレイアウト編集ページのサンプルを次に示します。レイアウトの名前と表示する項目のリストがあります。
Lightning Experience での同じ取引先オブジェクトの関連ページを次に示します。取引先の名前、電話番号、種別、業種、評価、取引先所有者がページの上部に表示されています。
また、モバイルアプリケーションでの同じ取引先レコードの画面を次に示します。
コンパクトレイアウトの作成
- まず、[設定] から [Energy Audit (エネルギー監査)] の [コンパクトレイアウト] ノードを見つけて開きます。
- [設定] で [オブジェクトマネージャー] をクリックします。
- [Energy Audit (エネルギー監査)] をクリックしてオブジェクトを開き、[コンパクトレイアウト] をクリックします。
- システムデフォルトのコンパクトレイアウトが主コンパクトレイアウトとして割り当てられていることを確認できます。これを変更しましょう。
- [New (新規)] をクリックします。
- コンパクトレイアウトの [表示ラベル] に
「Energy Audit Compact Layout」
(エネルギー監査コンパクトレイアウト) と入力します。 - 次の順番に沿って項目をコンパクトレイアウトに追加します。
- Energy Audit Name (エネルギー監査名)
- 取引先
- Annual Energy Usage (kWh) (年間エネルギー使用量 (kWh))
- Average Annual Electric Cost (平均年間電力コスト)
- Type of Installation (設置場所種別)
-
[Save (保存)] をクリックします。
では、作成したコンパクトレイアウトをオブジェクトの主コンパクトレイアウトとして設定しましょう。このステップにより、コンパクトレイアウトが Energy Audit カスタムオブジェクトの新しいデフォルトになります。 - [コンパクトレイアウトの割り当て] をクリックして、[割り当ての編集] をクリックします。
- [Energy Audit Compact Layout (エネルギー監査コンパクトレイアウト)] を選択して、[Save (保存)] をクリックします。